塗料の役目っていったいなんでしょう?
汚れたり古くなった素材を塗装することできれいに見せる美観、そして木・鉄・コンクリートなどの素材を塗膜自らが先に犠牲になって守る保護、大まかに言うとこの二点だと思います。
現在では匂いを吸着したり、遮熱をしたり、虫をよせつけなかったりするような機能性の塗料も多くなりました。
塗料ってあまり目立ちませんが、このようにとっても重要な役目をもってるんです。
そんな大事な役割を持っている塗料ですが、せっかくだったら綺麗に仕上げたいものです。
先ほども申しましたが、塗装するものにはいろいろな素材があります。
この素材には程度の差はありますが吸込みがあります。
鉄などの金属にも吸込みがあるんですね。
この吸込みを抑えること、これがしっかりとできていないと何度塗装しても思った仕上がりにはなりません。
いわゆる下塗りになりますが、絶対に無視できない工程なんです。
素材によって言い方も違います。(木部やコンクリートの場合「シーラー」、金属の場合「プライマー」や「錆止め」(錆止めは錆を抑えると言う意味で吸い込みとは意味合いが少し違いますが。))
二番目、それは養生。
塗装の経験のない人ほど、塗料がついてはいけないところについてしまう。
そういう場所にはマスキングテープなどで先に養生しましょう。
三番目、塗りにくい場所を先に塗る。
際や入り隅など塗りにくい場所を刷毛塗りなどして先に塗装しましょう。
塗りやすいところは後でゆっくり!
以上三点のこと、頭に入れておいてくださいね!
次回は「室内壁塗装」です。お楽しみに♪